2005年 10月 29日
europe-05 ■仏伊国境閉鎖された両替所。旅行者に便利になった反面、多くの両替商が職を失った。 統合通貨ユーロが導入されて久しい。一部には、依然経済格差が是正されていない現状を顧みて、通貨統合政策を批判する声も聞かれる。3ヶ月ほど前、EU憲法批准の是非をめぐり、ユーロが売られ、一時は131円台まで急落した。 その時、あるアナリストはこう言った。「この振る舞いが愚かであったことを皆が認識する日を歴史は用意している」と。 ドイツで新政権が樹立するまで若干下振れした時期もあったが、総じてこのアナリストが言ったことは真実のようだ。140円台回復もそう遠くはない。ガンバレ!ヨーロッパ! 私の関心事は3つ。 ①EUがどこまでその範囲を広げるか ②通貨統合の領域をどこまで広げるか ③他地域の模範となれるか 東南アジア諸国、あるいは東アジアでも将来的に(40年以内に、マルチはどうか分からないがバイでは)通貨統合は行われるだろう。政治・文化的な歪は解消されるまでに時間を要するが、同時に取り除かれる通商障壁等を勘案すれば、マクロ経済的に有効だ。 金融の世界に足を踏み入れて思うこと・・・、 ①この世界は金持ちをより金持ちにするためのマーケットで、 ②モノを作れなくなったアメリカ(&イスラエル)の利殖の場 であるということだ。 深入りすべき世界ではなさそうだ・・・。 むしろできるなら、新しい金融の世界を創造したい。
by hugh75jp
| 2005-10-29 18:23
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